世界史の「流れ」が1時間でわかる動画~京大模試全国一位の勉強法【篠原好】
- 2020.10.06
- 世界史

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【動画の説明】世界史の「流れ」が1時間でわかる動画~京大模試全国一位の勉強法【篠原好】
世界史は、捨てることが大事です。つまり、大事なところをまず頑張りましょう。細部は無視して、とりあえず全体の流れをざっくり押さえて、あとは自分の好きな地域、覚えやすいところを細かくやってください。
ですので、この動画では日本史は存在しません。アフリカも、エジプトも、中東も、南米もオーストラリアもありません。ヨーロッパ、ロシア、インド、アメリカに注力してやっていきます。世界史は理解をしないといけないところがあるので、ここまで大胆に削っても、やっぱり世界史は難しいです。
そして、ヨーロッパならヨーロッパで、人類誕生から最後までやりましょう。一つの特定の地域を最初から最後まで通す、つまり、縦糸を全部通したあと横糸を通すという勉強の仕方をやるべきです。
まずは、人類誕生からいきましょう。人類誕生後、猿人→原人→旧人→新人というように、人という生物が進化していきました。この新人が、世界各地でいろいろな文明と呼ばれているものをつくっていきます。
では、ヨーロッパの話しをしていきましょう。ギリシャ文明の中の最も生き残ったものがローマ帝国だと理解してもらったらいいです。元々ギリシャには、アテネやスパルタといった都市国家がありました。このポリスたちに対して、アケメネス朝ペルシャが戦争を吹っ掛けたわけです。これがペルシャ戦争です。
そのあと、ペロポネソス戦争ということで、アテネとスパルタが喧嘩します。また、カイロネイアの戦いでは、マケドニアとアテネが戦争をしました。マケドニアのアレクサンドロス大王が、アケメネス朝ペルシャをやっつけます。残念ながらアレクサンドロス大王はすぐに死んでしまいますので、それでマケドニアの躍進は終わりました。
その間じわじわと力をつけていたのがローマです。ある程度、国として強くなったときに出てきたのがカエサル。そのあと、オクタヴィアヌスが帝政をスタートさせて、アウグストゥスという別の名前を名乗るわけです。30年後にはキリストが生まれました。その当時は、ユダヤ教が主に信仰されていて、ユダヤ人は幸せになれますという教えでしたが、キリストは「いやいや、神様はみんなを愛しているからユダヤ人でなくても幸せになれますよ」と言い出したわけです。これはユダヤ人からしたら困りますので、キリストは迫害されて十字架に磔にされました。
ただ、キリストの教えは非常に評判が良くて、じわじわとローマ帝国で広がり続けていきます。キリストが死んでから300年ほど経ったときに、コンスタンティヌスによってキリスト教が公認されました。そのあと、テオドシウスがキリスト教を国教にしたわけです。宗教の力を使って国をまとめあげようとするのは、世界史でよく出るので知っておいてください。
西ローマ帝国は、あっけなく滅亡しますが、東ローマ帝国は、そのあと1000年間生き続けてオスマン帝国によって滅ぼされます。
次は、ローマ帝国が分裂したあとのヨーロッパを、ざっくり見ていきます。まずはフランス。フランスは、メロヴィング朝がありました。その後、カロリング朝に素晴らしい王様が出てきて、西ローマ帝国の支配権をもらうカールの戴冠というイベントが行われました。これは、王様よりも教皇、つまりキリスト教のトップのほうが偉いということを印象づけるイベントだったわけです。ただ、カールが死んだあとはうまくいかなくなったので、西ローマ帝国は分裂します。今のフランスは、その後、カペー朝、ヴァロア朝、ブルボン朝というふうに変化していきます。ブルボン朝ではフランス革命が起こりました。その後、ナポレオンを王様に据えたけどうまくいかずに、共和政という仕組みになっていきます。
イギリスは、ノルマン朝があって、そのあとプランダジネット朝。このプランダジネット朝とヴァロア朝が戦ったのが百年戦争です。そして、テューダー朝という王朝には、名物の王様が2人いました。1人が、イギリス国教会をつくったヘンリ8世。もう1人が、東インド会社をつくったエリザベス1世です。そのあとステュアート朝を経て、ハノーヴァー朝ができました。ハノーヴァー朝で押さえておいてほしいのがジョージ1世で、君臨すれども統治せずの仕組みができあがりました。このハノーヴァー朝は、1917年にウィンザー朝に名前がかわります。
ドイツは、東フランクがザクセン朝になりました。教皇のほうが偉いということを印象づけるカノッサの屈辱は、押さえておいてほしいです。そして1871年にドイツ帝国ができ、ビスマルクがドイツを非常に強力な軍事大国にのし上げていきます。
つづいてロシアとアメリカの話しをしましょう。
まずはロシアです。ロシアは、リューリクがノヴゴロド国をつくりました。それはすぐになくなってキエフ国なり、そしてキプチャクハン国になりました。その後、ミハイル・ロマノフがロマノフ朝をつくります。このロマノフ朝は、ナポレオン陸軍を撃退したということで、世界最強の陸軍はロシアだと思われていました。そのロシアに勝った国が日本です。そのあとロマノフ朝は滅亡し、ソヴィエト連邦になっていきます。ソヴィエト連邦は、レーニンとかスターリンとか、いろいろ出てきて、最終的にゴルバチョフに落ち着くというところです。
アメリカにいきましょう。アメリカは、イギリスの植民地でしたが、独立戦争で独立に成功しました。このとき、ワシントンが初代大統領に就任。そのあと、アメリカの南と北で揉めます。これが南北戦争で、勝利をした北側のトップがリンカーンです。そのあと1933年フランクリンローズベルトが大統領になって、第二次世界大戦が起きます。
つづいてトルコです。トルコは、サーマーン朝があって、セジュジューク朝、オスマン帝国があります。オスマン帝国は、第一次世界大戦の余波で潰れました。
では、中国を見ていきましょう。最初に出てくるのは、秦という国をつくった始皇帝です。そのあと漢ができて、武帝で有名な前漢と、光武帝で有名な後漢にわかれています。そして、隋、唐と続いていくわけです。唐は、則天武后が中国で唯一の女性の王様になりました。そのあと北宋、南宋ということですが、モンゴル民族である元に滅ぼされます。元は、チンギス=ハンとフビライ=ハン。その後、洪武帝が明という国をつくって、そのあと清になりました。清は、日本が滅ぼします。今の中国は、中国共産党が支配していて、中国国民党は今の台湾にいます。
インドは、キリストが生まれる前から帝国がありました。マウリア朝のあと、グプタ朝、初代の王様がバーブルのムガル帝国が出てきます。そのあとイギリスの支配がはじまって、インド帝国になるわけです。第二次世界大戦の影響もあってインド帝国が滅亡しインド共和国になると、イギリスの強い締め付けがなくなったと同時に、ヒンドゥー教がメインとなっているインドと、イスラム教がメインとなっているパキスタンに分裂します。
20世紀の話しをします。第一次世界大戦は、サラエボ事件がきっかけで開戦しました。最後は、ヴェルサイユ条約を結んで終わりということになります。まず、ドイツは、ヒトラーが内閣をつくります。イタリアは、ムッソリーニがファシスト運動をやり、いわゆる独裁に近いことを行っていきます。アメリカは金目当てで参戦しましたが、世界恐慌になって景気状態が悪くなりました。その後、日本とイタリアとドイツが仲良くなり、第二次世界大戦が起こります。
もう一つ言いたいことがあります。第二次世界大戦の前、日本は国際連盟から脱退しましたが、実は、今、似たようなことが起きています。例えば、WHOからアメリカ脱退、EUからイギリス脱退…国際的に仲良くやっていくことから出て行こうとする動きがあります。もしかしたら、第一次世界大戦や第二次世界大戦で世界が歩んできたのと同じ道を、今、世界は歩んでいると言えるかもしれません。
ただ、こんなことは受験では出ないので、とりあえず世界史を勉強してください。自分なりの世界に対する認識を深めると世界史も面白く勉強できます。
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